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施設、病院様向け 福祉用具レンタルカタログの表紙デザインについて

表紙のデザインで語る、歴代の福祉用具レンタルカタログ

正しく綺麗な福祉用具の情報をお探しの方には大変恐縮ですが、このページでは「なぜ当社の施設、病院様向け福祉用具レンタルカタログの表紙のデザインが、これほどまでに暴走しているのか」という、デザインの葛藤と裏側のドラマをお話しします。

正直なところ、自社サイトの深い階層にあるこのページを訪れる人など、ほぼ皆無でしょう。だからこそ、偶然にもこのページに辿り着いてくださった方だけに、開き直って本音で語る、どうしてこんな表紙デザインになったのか…をお話しします。

福祉用具のカタログといえば、全国どこへ行っても「やさしい・おとなしい・淡いグリーン系やピンクなど」の清潔感あふれる表紙のデザインが相場です。 しかし、そんな優等生なカタログは、施設のスタッフルームに置かれた瞬間、他社の似たようなデザインのカタログやチラシの山の中に埋もれて消えてしまいます。

実際に1冊ずつ400か所以上の介護施設やリハビリ病院へカタログを送付しても、それを見て問合せを返して頂けるのは1%未満というシビアな現実。「誰も関心を示してくれないなら、一瞬で目を引く『なんじゃコリャ⁈』なデザインで勝負するしかない」---そう腹を括ったところから、当社の挑戦(暴走)が始まりました。

時代背景と現場のリアルを凝縮した、歴代カタログ5冊のコンセプトを解説します。

Vol.1:NYストリート×エヴァ風メッセージ

【介護=しんみり、という固定概念への宣戦布告】
表①(表紙である右側のデザイン):ニューヨークの街角で弾けるような笑顔をみせるおばあちゃん。暗くなりがちな福祉のイメージを、「年を重ねるのって格好いい」という前向きなポップさで塗り替えました。
表④(ウラ表紙である左側のデザイン):ページをめくると一転、エヴァンゲリオン風の極太タイポグラフィと岡山弁で「レンタルすりゃあえんじゃから!」の文字。福祉の重苦しさを笑いで吹き飛ばす、記念すべき創刊号の強烈なインパクトです。

Vol.2:車椅子の静寂×劇画リアクション

【現場の「言えない本音」をギャップで描く】
表①(表紙である右側のデザイン):車椅子に座る男性の静けさと、哀愁漂う後ろ姿。一見すると伝統的で美しい「福祉用具カタログらしい」表紙です。
表④(ウラ表紙である左側のデザイン):しかし裏返すと、「超勘弁なんですけど!」と絶叫する劇画顔の男(←介護スタッフ)。 日々、過酷な現場で奮闘するスタッフさんの「言いたいけれど言えない心の叫び」を劇画調のギャップで表現し、共感と笑いを生むアプローチを仕掛けました。

Vol.3:4コマ漫画×イエスノー診断

【忙しいスタッフの手を止める「参加型」デザイン】
表①(表紙である右側のデザイン):当時話題となり始めたパワーアシストスーツなどの時代背景を皮肉りつつ、介護現場の「あるある」をコミカルに描いた4コマ漫画を配置。
表④(ウラ表紙である左側のデザイン):休憩時間のお茶タイムに遊んでもらうべく作られた「YES/NO診断チャート」。質問を辿っていくと「…これウチの施設じゃん!」と胸がザワつく仕掛けになっており、一方的な情報提供ではなく「遊べるカタログ」へと進化させました。

Vol.4:巨大「無料」×ポップアート

【試行錯誤の末に辿り着いた、身も蓋もない真理】
表①(表紙である右側のデザイン):色々な企画を試した結果、「人が現場で一番惹かれるのは結局これだ」という真理に到達。掛け軸風のダイナミックな筆文字で巨大な「無料」の二文字をドカンと配置しました。
表④(ウラ表紙である左側のデザイン):裏面は
一転してモンドリアン風のポップでカラフルな抽象デザイン。あえて「オモテとウラが逆!?」と惑わせるような注記を入れ、手に取った人が思わず二度見する仕掛けを施しました。

Vol.5:映画『シャイニング』パロディ

【メタ構造で魅せる、理性の崩壊と狂気のオマージュ】
表①(表紙である右側のデザイン):名作映画『シャイニング』の伝説的シーンを完全オマージュ。「なにこのキモイおじさん!?」と二度見どころか三度見させる、狂気の表紙です。
表④(ウラ表紙である左側のデザイン):壁を突き破った男が、自ら前号のカタログ(Vol.4)を夢中で読んでいるという禁断のメタ演出。試行錯誤を重ね続けたデザイナーの理性が完全に解き放たれた、歴代最高のオチを担当する一冊です。

・・・まじめな福祉用具の提案も、まずは手に取ってもらい、興味を持ってもらわなければ何も始まりません。
「誰も見ないかもしれない」からこそ、妥協せず、真面目に面白さを追求する。このカタログたちは、当社のそんな「現場への愛」と「ものづくりへの執着」が詰まっています。
もしこのページを最後まで読んで、「ちょっと変だけど、面白い会社だな」と思ってくださったなら、ぜひお気軽にお問合せいただければ幸いです。

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