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施設でレンタルされているお客様の声

時代にマッチした福祉用具のサブスクリプション

社会福祉法人雪舟福祉会 シルバーセンター セレーノ総社 事務長:守安伸聡 様
当法人では2010年から、舟木義肢さんと提携して「福祉施設向けの福祉用具レンタル」を利用しています。
レンタルの利用を開始する前は、必要な福祉用具を個々に購入しておりました。しかし、ご利用者様によって身体状況が異なるため、使用できない福祉用具の在庫が、次第に倉庫で増えていったり、身体状況に合っていない福祉用具を無理に使用することで危険な場面に遭遇することもありました。また、管理と基本的なメンテナンスも当然ながら職員で行っていたため、職員の負担にもなっていました。
 
 現在、チルトリクライニング式車椅子からエアーマットや移乗用電動リフトに至るまで、ご利用者様一人ひとりの身体状況に合わせた福祉用具を、毎月モニタリングしながらレンタルと返却を繰り返しています。また、不具合があったり修理が必要な場合は電話一本ですぐにメンテナンス済みのレンタル品と交換してもらえるため、福祉用具の管理業務やメンテナンス作業からも解放され職員の負担も大幅に軽減されました。必要な方に必要な福祉用具を必要な時に提供できるため、結果的にサービスの改善と向上にもつながっています。
 
 費用面でも大きなメリットがあると考えます。実はこの点が最も大きなメリットだと感じていますが、“ 福祉用具のレンタル ”とは今風に言うと「福祉用具のサブスク化」といえるのではないでしょうか。新しい福祉用具を導入する際の初期費用を大幅に抑えられ、必要な時に使え 必要でなくなればすぐ返却できるため資産として所有しなくてよいという自由度の高さが大きな魅力と言えます。ちなみに当法人では約100名のご利用者に対して福祉用具レンタルを利用していますが、レンタルを導入しなかった場合の人件費を比較して考えると、費用対効果は圧倒的にレンタルのメリットが勝ると言えるでしょう。
 
 今後も一層 福祉施設に求められるニーズは多様化し、人手不足も深刻化していくと思いますが、そのような状況下だからこそ、施設向け福祉用具のレンタルのシステムを上手に利用することが、施設のご利用者様と働く職員の満足度を高く保ち、運営する法人にとっても未来へ存続するために不可欠な鍵となることを確信しています。
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